初・研究会参加でした.
今回は聴講と会場内アルバイトのみでした.
はっきり言うと,ちょっと期待しすぎてたなーと思いました.
最初のrerank.jpの開発とその応用は,rerank.jpの話を初めて聞いたのですごいなーと思いましたが,後に続く発表と,ショート発表で若干ガッカリ・・・
これは研究なのかと思うような発表とか,新しい提案はどこなのかと思うようなものも.
まぁ,私が疑問に思ったようなことは,研究者の方々も当然思うわけで,しっかりがっつりつっこまれてましたけど.
インタラクションに絡む話で,コミュニティの話が多めでした.私が最初の路線のまま,インタラクションに関する話で進めていたら,協調フィルタリングだとか,リンク強調技術なんかはおもしろかったのかもしれませんが・・・
でもやっぱり,つまるところは
「・・・で,誰が使うの?」
ってことで.いくつかの発表で指摘されていましたが,技術者ありき,研究者の興味ありきの乱開発は,やはりターゲットユーザをきっちり決めないと倒れるのは当たり前だと.使ってもらえる・興味をもってもらえる,このことでやっと研究の意味というものができるし,開発にも意味がある.自分だけが興味をもつ研究っていうのは社会の役には立たないんだってことをよぉく理解しました.
自分が発表の立場で,あんなふうに指摘されたらコワイよ・・・笑
一日目は懇親会がありましたが,
武器(具体的な研究と名刺)を持たない私たち学部生は,どうも声がかけづらくて・・・
気さくな先生方は「そんなの,突進していってまちがったこと言っても許されるのは学部生のうちだけだよ」とかって言ってくれて,どんどん突っ込んでいけって言ってくれるけど,やっぱりあの空気に入っていくのには勇気が要りますよ・・・w
それでも,時間が経つにつれて,先生のコバンザメみたいにくっついていって話をしたり,奈良先のD2の見知った先輩がいたのでそこへ行ってみたり,あるいは先生のところへ来た方に,先生の仲介でお話してもらったりして,いくつか名刺を頂きつつ,お話ができました.
「君はどんなことを研究してるの?」
と言われるのがどんなに厳しいことか.
ごくごく簡単に説明しても「ふーん」で終わってしまうのは,私の説明が拙くて興味を無くしたのか,「そんなことできるんかいな」って疑われてるのか,「まだまだヒヨッコだなぁ」って暖かい目で見られてるのか・・・
怖かったなぁ・・・w
まぁ,若干分野の違うような気もするから,よく分からなかった,っていうのが結論なんだろうなー.
ああいう場で,はっきり自分の話ができるようになりたいです.
二日目はMozilla JAPANの技術者の方がいらしての講演がありました.
先日のGoogle Teck Talkの時も思いましたが,やっぱり開発の話って難しいなぁ.Mozillaがどういうもので,どういうふうに開発を行っているかっていう話を90分くらいしてくれたのですが,やはりまだ研究段階の私としては,実装を見据えて話をよく聞くということは難しく,「web開発って大変なんだなぁ・・・」程度しか理解できなかったです・・・orz
ああもったいない.
まぁ,どういうものであっても試行錯誤は繰り返されるものなのだというのはよーく分かりました.
MozillaからはFirefoxステッカーとFirefoxノートもらったw
ステッカーなかなかかわいいです.どこに貼ろうかな♪
そうそう,ホテルは夢舞台のすぐそばのウェスティンホテルに泊まりました.
しかも人数の関係でツインの部屋を独り占め・・・!!www
もう絶対こんな贅沢はできないと思った・・・☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆
部屋はキレイで広いし,眺めは良いし(オーシャンビュー!),もう幸せ.
バイト代がこのホテル代の代わりということだったので,
3000円くらいでウェスティンに泊まったわけですw
とても良い経験となった二日間でした.
きっと今度は「発表しようね^^」とか言われるんだろうなぁ・・・
あああああおそろしい.
でも,今後研究を進める上で必要な考慮が何かが分かった気がするので,
とてもためになるお話が聞けたとおもいます.
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