「ぐちゃぐちゃ愚痴を言う前に、自分で行動しろ」
とばかり言う人は、
今まで自分のやりたい事がやりたいようにできた人なんだろう。
ちょっと自分の納得できないことがあっても、
それを回避あるいは打破するためにアラートを出して、
割と問題なくクリアにできた人。
自己主張せずに裏で不満ばかり言い続けるのも、
主体性が無いという点では当然いただけない。
けれど、やりたいことが全て自分の思い通りにいくのは
自分自身で道を切り開いているからだ、
なんていうのは、勘違いも甚だしい。
自分の思いに応えてくれる周りの環境があってこそだ。
いくら発言しても応えてもらえない、
何をしても手応えが無い、
そんな寂寥感を一度でも味わったら、
何でも行動すればいいなんて発言は出ないだろう。
そもそも愚痴なんていうものは、文字通り、愚かで痴れたもの。
言う人は誰かに聞くだけ聞いて欲しいだけで、
打開策など求めていない。
愚痴を愚痴と捉えられないような人に話をふっても、
お互い気分が悪くなるだけ。
話は少しズレるけれど、
「Twitterは何を言ってもいいはずだ。」
っていう内容を発言した後、
「愚痴を言うくらいならアクションを起こせ、自分を認めてもらう努力をしろ」
って発言している人がいた。
だからこの記事を書いているのだけど、
この人自身が矛盾しているということには気づいていないんだろう。
誰かに聞いて欲しい一心での呟きを、
愚痴るな、と一蹴。
何も呟けなくさせているのは君自身じゃないか。
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