あゆの難聴が治ったり,こうだくみが復活したり,
エイベックスが最近にぎやかですね.
いくつかのサイトを見たり,人から話を聞いたりしていると,
「あゆの難聴はうそくさい」
「ホントに難聴だったわけ?w」
「つか絶望的とか言われてたんじゃなかったのかよ」
とか,いろいろ言われていますね.
ここで,恐らく同じような病気にかかった私から,
ちょっと知ってほしいなと思ったことを書きたいと思います.
突発性難聴にかかってもう7年目に突入しました.
いまだに人の会話域は聞こえないし,耳鳴りも相変わらず健在です.
低気圧の近づいている日は調子が悪いし,頭痛もよく起こります.
突発性難聴は,発症して一週間がまず勝負時だそうです.
この一週間でどれだけ治療を施せるか,
これは今後の聴力回復に大きくかかわってくるそうです.
私は発症当初,家のある場所から遠く離れた福岡にいました.
当然,医者にかかったのも遅く.発症から3日後くらい.
私の場合は激しい目まいも伴う重度のものだったので,
もしかしたら,もうこの時に手遅れだったのかもしれません.
一週間が経過したら,今度は一か月が勝負時になります.
この手の難聴は,回復の見込みは一か月だそうです.
私は十日くらい入院したのかな.
点滴打って,MRIも何度か撮影しました.
たしかに,発症した時は全音域が聞こえなかったところが,
超低音と,超高音は少し聞こえるようになりました.
一か月を過ぎたら,何度聴力検査を行っても,聞こえる域値は大して変わらず.
薬をもらって投薬治療を続けましたが,何も変わらず.
発症後半年くらい経って,はり治療を行う入院もしました.
血流をよくして聴力を回復させようって目論見だったけれど,
あんまり効果はなかったのかもしれません.
はりを打ってもらうのは気持ちよかったけどねw
自分の体験談ばかりになってしまいましたが,
この手の難聴の回復の可能性は一か月だということ.これをまず知ってほしくて書きました.
つまり,あゆが難聴になり,回復傾向にある,というのは
真っ向から嘘くさい,と否定するのはちょとまって…と.
発症から三か月で回復傾向にあるという発表がされたのは
メディアへの発表が若干遅れたとか,
本人の安静のためとか,
うまいことコンサート日程の直前に流すことでのメディア効果とか,
いろいろ考えられなくないとは思います.
ただ,「回復は絶望的」という本人の言葉,これは気になります.
メディアが大袈裟に言ったのか.
本人が自暴自棄になって大袈裟に言ったのか,
あるいは本当に絶望的だったのか.
私の場合だって,「若干の回復は見込まれても,完治は…」
と,お医者さんには言葉を濁されたような思い出があります.
つらつらと書いてみました.
ちょっとでも,この病気についてわかっていただけたら,うれしいです.
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